代表との出会いは「転職イベント」
当時、国内最大手SIer企業に所属していた私は、将来的な起業を見据え、さらに自己成長に直結する環境に身を置きたいと思い、転職活動を始めていて、とあるイベントに参加しました。
「シード・アーリーフェーズの経験者が語る採用論」という類の内容で、ちょうど面接予定があったベンチャー企業のCTOが登壇するとのことで、面接受ける前にその人の採用論聞いてみようくらいの気持ちで参加したイベントでした。そこで出会ったのが代表の村田でした。
そのイベントで村田は一緒に起業するエンジニアを探していました。そこで10~20分程度の会話で、構想中のビジネスについて話を聞き、興味をひかれたので、その週末にもう一度話をすることになりました。
2回目にあった時には、共に創業することを決めてました(笑)さらに翌週にはオフィス探しに行き、所属会社には退職の旨を伝えていました。
ここの説明が少なく感じるかもしれませんが、本当にこれくらいで。「会社を辞めて、一緒に起業する」という決断しました。
もともと起業は見据えていましたが、まさか転職するつもりで参加したイベントが、そのまま起業につながるとは思ってもいませんでしたね。
「Qasee」で第三者目線の業務効率化を目指せる
近年、働き方改革や業務の効率化という「仕事」への考え方が一層注目されている中、単に労働時間の削減を目指すだけではなく、その中でいかに時間をかけずに成果を出すかが重要になってきます。
しかし、それを働く人それぞれが、自分自身の目線だけで改善するには無理がある。
特に営業部やcorporate部門の事務処理や非効率な作業があった場合に、第三者の目線で見る事で気付けることがあると思います。それを”Qasee”の導入によって、データ取得し分析することで、本人では得られなかったインサイトが渡せるのではないかと考えています。
ビッグデータや様々なデータ取得が可能になった現代だからこそ、こういったツールが求められていくのではないかと思ってます。
engineerとしてのやりがい
開発者はそれぞれの得意分野やできる事がはっきりしているケースが多いので、やれることは決まってしまうものです。そこに、いろいろな人たちの手が加わり、会社一丸となってより良いサービスをつくっていきます。
物理的に自分の手で「やれたこと(開発したこと)」よりも、サービスがお客様や市場にどのように受け入れられ、お客様にとって想像以上の使用感やメリットを感じていただけたりといった、お客様の驚きや喜びの声を聞けた時にやりがいを感じます。
チームで考えた新しいユーザー体験への反響や影響に対して、ドヤ顔で俺がこれ作ったんですよって言えた時こそが、1番エンジニアをしていて喜びを感じます。
求めるエンジニア像:
勤務時間外の日常でもエンジニアできる人
常に改善点を考えながら柔軟に開発できる人がスタートアップのエンジニアに向いていると思っています。逆に「決まった通りに作る」だけの人だと厳しそうです。どうやったらより良くなるかを考え、またその考えが、実際にサービスに反映されたりするので、そういったことにも面白さややりがいを感じてもらえる人だと嬉しいですね。
また、業務時間内しかエンジニアしてない人も難しいかもしれません。IT技術は移り変わりが激しいので、空いている時間にも、関心をもって新しい情報を得たり、勉強することができる人の方でないとWeb系は技術革新が激しいので会社の成長や市場の変化についていけなくなると思います。
今後のビジョン
エンジニアとしてプロダクトの成長が本当に楽しみです。会社も大きくしていきたいですが、それ以上に”Qasee”の認知度を上げ、業界標準としてこのQaseeが使われるよう、プロダクトを拡大させていくことを目指しています。それによって、業務が、企業にとっても働く本人にとっても「効率的」になることで、企業にとっては利益につながりやすくなり、働く人にとっては業務効率化はもちろん、それ以外に使える時間も増えたりすると思います。Qaseeによってもっと自由な働き方が当たり前な社会になると信じています。