自動取得の業務データから業務コストを正確に把握できる
新概念の工数把握機能をQaseeにて提供を開始。

 

​働き方改革・組織改革支援システム「Qasee」を提供するQasee株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 村田 敦)は、2023年3月1日より、自動取得された業務データから業務の正確なコストやプロジェクト毎の正確な利益率を算出できる新機能をリリースいたします。

これまでの工数管理サービスの課題
これまで、工数管理サービスの大きな課題として、以下の点がありました。

●業務を行うメンバーが正確に業務工数を入力(報告)してくれない。

●業務工数の入力のヌケやミスが多く、正確性にかける。

●入力作業がメンバーの大きな負担になってしまう。

これでは、正確に業務工数を把握できず、どういった業務にどれくらいのコストが発生しているか、どのプロジェクトの利益率が低くなっているかなど、正確に把握することは困難です。
Qaseeでは、こうした不正確な自己申告のみの工数把握ではなく、業務PCから実際の業務データを自動的に抽出、どのプロジェクトの何の業務なのかをシステムに学習させることで、正確な業務コストを簡単に算出できるようになります。

 

Qaseeでの2パターンの正確な工数把握方法

「マネジャーによる業務自動仕分け設定」
予め、対象となる業務で使用するアプリケーション毎に、キーワードを設定し、設定条件にヒットした場合、どのプロジェクトのどういった業務の工数なのかを自動的に判定します。

 

「メンバーによる業務手動仕分け設定」
自動で取得する業務データに対して、メンバー自身がプロジェクトと作業を紐付けして設定します。
一度設定を行うと、設定状況をQaseeが学習し、以降の紐付けが間違っていないかサジェストします。

 

プロジェクトや業務コストがひと目で正確に分かる
プロジェクト毎のトータル工数や利益率がひと目でわかるようになります。
さらに、プロジェクトの中で誰が何の業務にどれくらいの工数がかかっているかも正確に把握できます。

 

Qaseeで実工数、実働時間を正確に把握することで、解決できる課題が幾つもあります。
「業務精度の向上に役立つデータ」
日常では意識しづらい業務プロセスも、Qaseeでは把握し改善が可能。どのような動きで業務が進んでいるか、どこにどれだけの時間がかかっているか、を実数としてみることができます。
時間がかかり過ぎている部分や、もう少し無駄を省ける部分を見つけることができるので、効率的な業務プロセスを目指すことができます。

「正しい請求をするためのデータ」
業務工数や稼働時間を感覚値だけで割り出し、実態と異なっていると感じながらも是正できずにいるということはありませんか?
例えば、タイムチャージ性の仕事の場合、稼働の実態が分からなければ、正しい請求を出すことができません。
本来は請求できるはずのものを請求できていない状況や、是正が必要な稼働時間を客観的なデータで証明。
正しい金額での請求を行うための稼働時間データの収集を行います。


「利益率を改善するためのデータ」
業務の稼働工数が正確に把握可能になることで、プロジェクト毎のコストや、作業毎のコストがリアルタイムでわかります。
組織全体やチーム毎、あるいは個人毎の稼働が想定通りか否か、現状の状況だとコストがいくらになりそうかといった想定値のシュミレーションを通じて、計画の見直しをすすめることも可能です。


今後の展開
2020年7月の設立から常に機能のアップデートを続け、業種・業界を問わず100社以上のお客様にご導入いただいております。今後もお客様の声を元に継続して機能改善を行い、より多くのお客様における業務改革・生産性向上に寄与してまいります。